2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本からの愛とブエノスアイレスのパンツ泥棒

ブエノスアイレスにしばらくいる、と言ったら、日本から愛の物資が次々に届いた。海外で初めて小包を受け取ったが、これはなんともうれしいものである。 まずは、ちほから妊娠・出産関係の本が7冊(総量2キロ!送料9000円!)、安産のお守り、手紙。う…

ブエノスアイレスの最も熱い夜

10月の終わりの夕暮れ、コリエンテス大通りをとぼとぼ歩いていると、「11月4日、7日 BJORK」という看板が目に飛びこんできた。BJORKがブエノスに来る!それも宿から10分のところに!これはなんてしてでも行かなければならない!と高揚した…

ブエノスアイレス再び

4ヶ月ぶりにブエノスアイレスにやってきたら、季節はめぐり、春になっていた。道には、日本でいう桜のような、ライラック色の花が満開に咲き誇っている。4ヶ月前のあの寒さがうそのように、毎日暑い。 6月にブエノスを出るときに、「パタゴニアに行ってき…

ねむりの間に思ったこと

SantiagoからVina del Marに移動したからというもの、眠気はますます強まり、毎日眠ってばかりいた。朝、宿から徒歩30分のところにある魚市場に行く。帰ってきて朝ご飯を食べて、昼寝。夕方、街に出て、夕飯の前に眠気に耐えられず、夜寝。その間にご飯を…

沢木耕太郎に対して、ちょっとした偏見を持っていた。高校生のとき、例外にもれず「深夜特急」に夢中になったが、もう少し大きくなり、自分で実際に旅に出るようになって、文章から滲み出る過剰な自意識のようなものが気になって、自然に離れていった。 それ…

初診察

サンチャゴに戻ってきて、まずしたいことは、ネットと病院に行くことだったが、あいにくチリは大型連休の真っ最中で、病院はどこも閉まっていて、何日か落ち着かない気持ちで過ごした。幸いネット屋は開いていたから、色々と調べてあまりの無知さに真っ青に…

モアイがどうでもいいほどに

ずっと楽しみにしていたイースター島についに行った。イースター島といえば、まず頭に浮かぶのは「モアイ」だと思うが、それ以外の楽しみとして、まぐろがある。これは、キャンプから小舟が港に帰ってくるのを見つけた瞬間、走って港に行き、まぐろ1匹丸々買…